野地専用OSB”ルーフ”・2021年6月よりついに輸入開始

耳寄り情報

先般よりお知らせしておりましたクロノスパングループ・ルーマニア会社の野地板(屋根下地)専用OSB「ルーフ」が、2021年6月より、一定量輸入開始の運びとなりました。

コロナ禍の影響で、肝心のイタリア製スプレーロボットがなかなか到着せず、結果、皆様を長らくお待たせしました事、改めてお詫び申し上げます。

国産構造用合板や既存野地用OSBとの比較性能試験は完了しており、何ら遜色はありません。一方で、屋根の施工は諸条件(勾配、施工時の気温湿度、施工時の天気、実施する施工者習熟度等)が大きな要素となりますので、その検証を各地のハウスメーカーの協力を得て、入念に実施します。これに拠り様々な要望を頂き、微細な仕様変更を行う事になるでしょう。

例えどんなに汎用性の高い製品であっても、安直な日本市場への導入は行わず、日本の実際の使用者を動員し、日本の実際の仕様地域での徹底的な検証を敢行します。

この方針は変わりません。

既存商品の独占に拠り、OSB野地用途を導入されている各ユーザーのBCPが脅かされぬ事の無い様、滑り止めに加え+αの新機能を備えたOSB新製品「ルーフ」にご期待ください。

2020年5月20日刊木材新聞記事より
日刊木材210520ROOFマシン導入.pdf